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感電注意!!

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落札したステンレス製のバットです。大きさは縦410mm×横295mm、深さ67mmです。
大四切は縦356mm×横279mmですから、なんとか大四切までは焼けます。
手元にあるイーゼルは四切までですので、実用は十分ですね。

ところで先日、私が記事で「ステンレス製ですと、液温を一定に保つためのヒーターを固定する吸盤がしっかりと固定できるので好都合」と書きましたが、これが大きな事故に繋がる恐れがあることが、ある方からのご指摘で分かりました現像液強いアルカリ性の液体ですから、ヒーターに付いているシリコン素材をふやかし漏電する恐れが高いという事です。
単に漏電だけでしたらブレーカーが落ちるだけですが最悪は感電死する恐れがあると・・・
私は何の知識も持たぬまま、大きな過ち、事故を起すところでした。
ご忠告頂きました事心より御礼を申し上げます。

液を適温に保つ為に、皆様色々と工夫を凝らしているようです。
①バットを二重にして湯銭を張る。(コレは結構多くの方がやっていらっしゃいますね)
②恒温機(学校では昔、コレを使っていました。)
③ペット用のホットカーペット。(こんな物があるんですね~)
④ペットボトルやタンクにお湯を入れ、バットに入れる。(集合暗室ではタンクを使っていました)

やはり工夫が大事ということですね。
by kawamutsukun | 2008-02-28 16:37 | DARK ROOM | Trackback | Comments(4)
Commented by cucchi3141 at 2008-02-28 17:52
う~っぷ。
ビニールに水を入れたモノに包んで吸盤だけ出してステン固定・・・
ということでよろしくです(^^;)
Commented by sa55t at 2008-02-28 18:05
大四つは角が傷つきやすい。理想的には紙の倍のバット。これだったら大キャビネまで。液のタフネスもよろし。液はパピトールなどで一回8L使う覚悟でどんどん交換。
基本的に部屋を常温でキープ。もしくはホットカーペットでバットをキープ。結構暖まってしまうので注意。とこんなところでしょうか。
バットはLPLのカラーバットはよれないんじゃない?kingの白は即廃棄。
Commented by kawamutsukun at 2008-02-28 21:45
*cucchi様
危うく感電するところでした。。。一番良いのはh様のお宅のように部屋を常温に保つことでしょうね。
Commented by kawamutsukun at 2008-02-28 21:53
*sa55t様
倍の大きさと言いますと、大四切では半切の大きさが必要ということですね。貧乏学生の時代はバライタ現像は押せば進むことをイイことに、コレクトールを茶色に変色するまで使いまわしをした経験が(笑)
今でしたらリキッドタイプ現像液の希釈率を上げて、どんどん液を代えて使うほうが良いのでしょうね。
昔使っていたバットはメーカーは覚えていませんが「白」だったような・・・。といいましても、かなり変色していたので分かりません(笑)