Slow Photo Life

嵐の夜に

嵐の夜に_e0025893_2211884.jpg

M-Rokkor 28mm/2.8






長岡に住んでいる頃、嵐の日には好んで海に行っていました。
防波堤を越えて波が押し寄せてくる中を車で走る・・・。
そんな非日常的な風景も新潟の冬ならではの事でした。

冬の日本海の色は鼠色です。
何故なら、滅多に晴れることのない冬の間は、空の色が鼠色だから。

荒れた時の海の色は、そんな色に茶色が混ざります。

信濃川が運んだ土が波で舞い上がり、海の色を茶色に染めるのです。



そんなことを嵐の夜に思い出しました。
by kawamutsukun | 2012-10-01 00:00 | Leica | Trackback | Comments(4)
Commented by いつも写真少年 at 2012-09-30 23:11 x
こんばんは。

いい被写体を見つけられましたね。しかし、いつでも逃げれる体勢での撮影ですから、ドキドキ感が2倍・3杯でしょうか。
Commented by kawamutsukun at 2012-10-01 21:23
*いつも写真少年様
いや、そうでもないんですよ。予め手前で距離をあわせておいて、しかも絞ってますので、ちょっと覗いてパッ!と撮ってお終い(笑)
Commented by yoshipass at 2012-10-02 00:44
荒れた日の日本海、ボクも行きますね(笑)
今日の海は茶色が混ざっていましたよ。
Commented by kawamutsukun at 2012-10-02 09:19
*yoshipass様
何故か惹かれるものがありますよね。
市内は河口が近いので、大雨の後も茶色く濁るのでは無いでしょうか。
長岡からですと寺泊から分水辺りまでしか行きませんが、やはり濁りが酷いです。