Slow Photo Life

どうもすみません

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Rolleiflex T/75mm Tessar F3.5/TMY-2

中華街はメインストリートの他に、細かい路地が何本もあるが、その路地のどこにもきっと店が並んでる。
そんな路地の一本で、椅子を撮っていると、カメラが珍しいのか、はたまた椅子なんかを相手に撮影してるのが珍しいのか、店の従業員らしい男が微笑しながらこちらを見ている。
二枚シャッターを切って、ちょこんと会釈して立ち去ると、撮影の様子を見ていた男は、座面がとっくになくなっている壊れた椅子に腰掛けてタバコを吸い始めた。
私はどうやら休憩の邪魔をしていたようだ。


《f3.5》ローライによる写真5人展
by kawamutsukun | 2010-06-11 00:00 | Rolleiflex(cord) | Trackback | Comments(4)
Commented by sa55z at 2010-06-11 05:40
ありますね、そういうこと。
特に通行人が待っていてくれてたりすること。
私は通行人が撮りたくて、画面に入るのを逆に待っていたりするんですが(笑)
Commented by kawamutsukun at 2010-06-12 00:24
*sa55z様
私も通行人の方が待ってくれるのがありがたいやらですが、ピンを決めたら首から下げたストラップをピンと張って、ファインダーを覗かずにタイミングだけを計ってシャッターを切ったりしています。
水平垂直が出ませんが(笑)
Commented by top-to-toe at 2010-06-12 21:09
その男の人が座る様子が想像出来て。

なんだかいいね。
写真と文章のマッチングがまたなんとも。
Commented by kawamutsukun at 2010-06-15 21:58
*saori様
私もマヌケですよねー
毎日毎日、カメラを持った観光客がうろうろしてるんですから、珍しいわけも無く(笑)
振り返ってその光景を眼にしたとたんに苦笑しました(笑)