Slow Photo Life

フィルム難民

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summaron 3.5cm/3.5(L)



私が学生時代にラボでバイトしていた頃、Fujiの主力ネガフィルムはHGからSHG、REALAと変わった。
SHGは100、400に加え、200と1600もラインナップされる力の入れようで、400がなんとか常用フィルムに耐える粒状性を持つようになったのもこの頃からだ。
その後発売されたREALAはリアラ仕上げという専用のペーパーまで出す力の入れようで、その名の示す通り今までのプリントとは違う滑らかな粒状性とリアリティのある発色が特徴だった。
その系統を引き継ぐ(かな?)プロ用フィルムPRO400が姿を消すらしい。

例えサービスサイズであってもフィルムベースが異なる他社製のネガでは、純正フィルムに合うように調整されたペーパーで正確な発色を再現する事は難しい。
私の居たラボではコダックとサクラは別に分けられてプリントの工程に回していた。

以前はプロラボの領域だったカラーネガを使った手焼きプリント、最近は自家プリントする作家が増えた(ようだった)。
自分でプリントしていた方は当然ながら、フィルムや作風に合った紙を使い作品を作っていたことだろう。
その紙が徐々に廃番になり、手に入る紙でようやくマッチングさせたと思ったら今度はフィルムだ。
それはそれは落胆も激しい事だろう。特に使いやすく人気の高かったフィルムだから尚更だ。

これではますますフィルム難民が増えて、結果デジタルに移行することに拍車をかけるんだろうね。
by kawamutsukun | 2013-02-23 00:00 | Leica | Trackback | Comments(4)
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Commented by osamu_the_wizard at 2013-02-23 00:55
がびーん!
使えるPRO400が、、、というかPRO400も。
Commented by m_leica at 2013-02-23 22:12
こんばんわ。
フィルムがどんどん無くなっていくんですね。
さびしいですね。
Commented by kawamutsukun at 2013-02-23 22:40
*osamu様
ハイハイ、DP2で遊んでる場合じゃないよ(笑)
Commented by kawamutsukun at 2013-02-23 22:41
*m_leica様
私はカラーをやらないので影響はありませんが、このフィルムで作品を作っていた人には影響が大きいですね。