Slow Photo Life

中秋の名月

中秋の名月_e0025893_236159.jpg

F2/Nikkor ED180mmF2.8S

もう20年以上も前に北海道を旅した時に、釧路湿原で満月を見たことがある。
その時の写真をY!Blogにアップしたことがあるのだけれど、その記事を見てくれた詩人のyumiさんが写真に詩を付けてくれたことがあった。




「月 感」

離れていても、かまわない
わたしが好きな風や空を
あなたが同じように好きでいてくれれば

同じ時間を生きれなくても
わたしが感じるその想いを
時々あなたが、大事に感じてくれるなら

ふたりの間にどんなに距離があっても
現実を生きるより
空間を越えて、心を通わせあえるなら

形になるものは
もう、何もほしくない
想い出や写真も、心をすり抜けるわ

ここにあなたはいないけれど
わたしが進むその道を
いつも遠くで、見守っていてくれるなら
by kawamutsukun | 2011-09-13 00:00 | Color | Trackback | Comments(8)
Commented by nori62chan at 2011-09-12 23:45
太陽と違ってこういう目線で月を眺めたことないですね!
Commented by getteng at 2011-09-13 06:26
kawamutsuさん、
広島のgettengです。
何だか「耐えて待つ」といった感情のこもった詩ですね。
Commented by いつも写真少年 at 2011-09-13 17:31 x
こんばんは。

街中でビルなどを対比させて月を大きく見せますが、真っ直ぐに伸びた山並みもいいですね。

ホットしました。
Commented by kawamutsukun at 2011-09-13 20:45
*nori様
これは北海道を一周している時に、たまたま遭遇した風景です。
どこまでも視線が延びる風景は感動そのものでした。
Commented by kawamutsukun at 2011-09-13 20:49
*getteng様
彼女の文章では、写真を見て詩が浮かんだと仰ってますが、あまりの詩の内容に、詩が先にあったのじゃなかったのかな?と思うこともありました。
ずしっとくる詩ですよね。
Commented by kawamutsukun at 2011-09-13 20:52
*いつも写真少年様
私も北海道を周り、この光景を目の当たりにして初めて、北海道の雄大さを感じることができました。
私は田舎者ですから(笑)ビルの谷間から見る月は似合いません。
Commented by bw02yoko at 2011-09-14 01:38 x
月というのは
「この月を誰もが見ているはずだ」と思わせますね。

Commented by kawamutsukun at 2011-09-14 08:05
*yoko様
綺麗な夕日もそうだと思いますが、大きく丸い月はきっと皆が見てるって思えますね。
私は小さい頃に月が追いかけてくるんだと親に言われ、背中越しに見る月が怖くて堪らなかった記憶があります(笑)